アレルギーダニについて

アレルギーダニについて

アレルギーダニの原因となるダニは「チリダニ」と呼ばれるヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニです。

アレルギーといわれている人の多くがダニが原因とされています。

小児喘息になっている子供も9割近くがダニが原因とされています。

生後4ヶ月までの乳児もダニの死骸や糞をすい続ける環境にあると、敏感な体質になるようです。

また、アレルギーではない人でも、一定量以上のダニの死骸や糞を吸い続けることで、ダニアレルギーとなることがあります。

ですから、防ダニ対策をすることは大切なのです。

では、防ダニ対策はどのようにすればよいのでしょうか。

ダニは温かく湿ったところが大好きです。

私たちの家屋の中で言えば、布団でしょう。

ダニは人間のふけや垢を食べますので、掛け布団や敷布団は格好の住処となるのです。

アレルギーダニから家族を守るためには、防ダニ対策として、布団が湿らないように部屋の換気を行い、布団カバーや布団を洗濯し、清潔に保つことが基本となります。

布団を天日干しにしただけでは、防ダニ対策といては不完全です。

ダニは、50℃以上の熱がないと死にません。

ですから布団を天日干しで干した後に布団をたたいてダニの死骸や糞、人のふけを落とします。

その後、布団に掃除機を満遍なくかけます。

掃除機を週1回かけることで、かなりの量のダニが防げますので、ずいぶん布団の状態は良いでしょう。

天気のよい日に寝具を干すことは大事ですが、実はダニを死滅させる効果はそれほど高くありません。

ふとん乾燥機も高温でダニを殺す効果がありますが、生き残ったダニはまた増殖するので、やはり掃除機をかける必要があります。

除湿も重要で、部屋の湿度60%を目標にするとよいでしょう。

室温25度で湿度が75%で最もよく増殖します。

夏は室温を下げるよりは、湿度を下げる方が効果があります。

室内のホコリの中にいますが小さくて目にはみえません。

ふとんや枕の中、床には特に多く、ソファー、カーテン、ぬいぐるみなどにもたくさんいます。

床はジュウタンが一番ダニが多く、たたみ、フローリングの順に少なくなります。

室内で毛のあるペットを飼っている家はダニが多いこともわかっています。

ダニを減らす環境づくりは色々な方法が紹介されていて、何からやればよいのかよく分からなくなりますが、まずは寝具の清掃から始めることがよいと思います。

1日にうち8時間は体に接している寝具です。

ジュウタンやカーペットよりも、まずは寝具の清掃です。

市販の掃除機(吸い込み効率が210W/h、紙パック式)で1平方メートルあたり20秒かけて吸塵、これを2週間に1回続けることで1平方メートルあたり100匹以下のダニ数に減少させることが出来るとされています。

簡単に言えば、普通の掃除機で構いませんから、ふとん1枚の裏表に約1分づつ時間をかけて埃を吸い取ることです。

まずは寝具の清掃を2週間続けてみて下さい。

喘息発作の回数が減るなどの効果が期待できます。

ダニは線維にしがみつくと実は風速40mの風でも吹き飛ばされません。

ところがそこそこの弱い風だとよく飛ばされることが知られています。

先ほど普通の掃除機と言いましたが、わざわざ高い吸塵力の掃除機を購入する必要ではありません。

これから説明することにすべて共通していますが、高い商品を手に入れるよりは、毎日根気よく続けることが大事です。